絞りを纏う
絞りは、豪華な振袖から浴衣、手ぬぐいまで広く利用される“美を染める技”です。
有松・鳴海絞で培った確かな手仕事で、着物や浴衣、ストールやバッグなどに、伝統文様の美しさや、動植物の生き生きとした姿を浮かび上がらせます。
今の暮らしに絞りという伝統を持ち込み、感性のふるいにかけ、斬新さをちりばめて、「絞りを纏う」ひとときをお届けします。
先人達に敬意を表し、古典的な技術を守りつつ、現代の暮らしになじむ心地よさや美しさを追い求めてまいります。
作家プロフィール
小笠原 晶(おがさわら あき)
神戸大学大学院卒業。
2004年より愛知県絞工業組合人材育成事業にて研修を重ねる。これまで約10名の伝統工芸士より多様な絞り技法を学び、現在に至る。
2005年には有志と共に自主制作集団「白梅工房」を立ち上げ研鑽を積む。有松絞りまつりに作品を出展。
2011年オリジナルブランド「滄空」を設立。
横綱白鵬関の浴衣の括りメンバーとして参加。


絞り染め
人は昔から生活の中にある布を美しく彩りたいと思っていたようです。その最も原始的な技法である絞りは、中央アジアやペルーの遺跡からも出土しており、現在も世界各地で行われています。7世紀頃には日本にも伝えられ、それ以降他の地域に類をみない飛躍的な発展を遂げ、現代に受け継がれています。
滄空は、手仕事としての技術が少なくなった今、あえて手作業にこだわり、独自にデザインし、絞ったものを国内の職人たちとともに創りつづけています。
絞り染め布ができるまで
① デザイン
② 型彫り
③ 絵摺り
④ 縫い
⑤ 絞り
⑥ 染め
⑦ 糸抜き
⑧ 湯のし

